実質最終日

 実質、今日が最終日。
 朝はゆっくり寝る。
 朝一番に、AccordanceのGraphics bundleを買いに行く。これをどのように使うかが、問題だが、やっぱりあればいいもんだ。
 午前のセッションは、旧約における「神の体」(というか、神の臨在というか、まあ、表現のしかたが少しキャッチーだが)についてのbook review。SBLのいいところは、ユダヤ人の学者とクリスチャンの学者と無宗教の学者が一緒になって同じテキストを考えるところである。この本はユダヤ人学者の書いたものだが、「神のからだ」の流動性から、キリスト教的な三位一体理解が、決してユダヤ一神教とは離れたものではない、という話がユダヤ人学者から出てくるあたりが、興味深い。
 昼食は、ACME oyster barで生ガキ。それとフレンチフライ。このあたりの組み合わせが変だけども。その後、グローサリーに行くが、閉まっている。日本へのみやげに、といろいろ捜す。
 午後は、masorahを教える、ということに関するセッションへ。旧約釈義にも、活用する必要がありそうだ。でも、日本語で書かれたものって、ほとんどないのでは、と思う。
 その後、路面電車(streetcarということばが出てこなくて苦労した)にのって、ガーデン・ディストリクトへ。そこにあるBorder's bookstoreでカードなどを購入。町にあるドラッグストアでは、品のいいボックスに入ったカードがなかったので、これで助かった。アメリカの町は、日本のほとんどの地域と違って(京都は例外か)、ゾーニングがしっかりしており、このガーデン・ディストリクトは、ある一定のスタイルの家でないと建てられないよう。McDonald'sもBorder'sも、普通の大きな家みたいであった。さすが。日本も見習わないとなあ。
 Johannと夕食。「ステーキを食べるぞ」と言って、出かけたが、結局、あまりに高いので、ニューオリンズスタイルの食事の店へ。ほとんどご飯ばかりの食事をとる。そのあと、再度、cafe du mondeへ。そして、ホテルに戻って、休む。