伝道会議三日目午前中

 今日は発表をする日。そんなわけで、昨日より30分ほど早く朝食に行く。昨日は和食だったので、今日は洋食。クリームデニッシュがおいしい。
 7時半過ぎに自転車で出発。そして、会場へ。
 会場である会議室へ行く。コンピュータを立ち上げ、プロジェクタと繋いで、プレゼンができる状態にする。少し暗くすることと、プロジェクタをすこし離れておくことにより、大きな映像にする。まあ、前に出るのは、主な内容のことばだけ、ブレットを使わない形。
 そのあと、聖書講解へ。耳が慣れてきたのか、昨日よりはわかりやすかった。
 プロジェクトでの発表。参加者は昨日よりは少ないが、結構、満場。トラックパッド先にある「少数派、弱者から広がる祝福」を強調する点は、初日の主題講演1を聞きながら、思いついたこと(ボーカムにも書いているが)。コンスタンチヌス的な教会理解が強い福音派の中で、そうではない理解をしっかりと呈示することの重要性を感じて、あえて積極的に宣べる。「ヤコブはパロを祝福した」という創世記のひと言は重い。
 質問はいくつかあった。地上の祝福より天上の祝福だけを強調すればいいのではないかという質問。割礼を否定した新約ではどうなるのか、という質問。前者は、両者の必要性と地上の祝福(曖昧だが)を忘れていることへの警鐘であることを言う。後者は、本来はペーパーに軽く書くつもりであったが、結局、割愛した部分。出版する時には書かねばならないと思う。
 高桑先生のものもあり。
 終わったら、Lausanneから来られた方と昼食(ここもローザンヌに引っ張り込まれている)。やはり、世界で行われていることはすごい。福音派たこつぼの中にいるように思うし、そのたこつぼの中で嵐を起こしているだけのことを思う。