The Theology of the Book of Revelation

The Theology of the Book of Revelation (New Testament Theology)

　日本語にも翻訳されている。

叢書新約聖書神学 15 ヨハネ黙示録の神学

少し前に書かれたものではあるが、黙示録を学ぶにあたっては、かならず読まねばならない本だろう。現在、教会の祈祷会で黙示録の学びをしているが、この本の内容を中心に、まとめていこうと思っている。「クリスチャン預言者」としてのヨハネのメッセージとして読んでおり、結構、魅力的。
　amazon.co.jpの和訳書のコメント欄はたぶん保守的な福音派の人のもの。津村俊夫の「創世記1章混沌説批判」擁護や、普遍救済説に対してまゆをしかめる点など、興味深い。もちろん、ボーカムも神様ではないので、当然、意見の相違はあるだろう。まあ、自分の意見も本当に正しいのか、いつも、問いかけ続けるべきだが。