レビ記

 今週は怒濤のように更新していますが、できる時には、一生懸命、書きためます。
 今日はレビ記24章。前半はオリーブ油によるともしびを絶えず灯すことと、麦粉のパンを毎週欠かさず整えること。ここでも結構、いろいろ書けるのだが、結局は後半について書く。
 後半は、主を呪った男に対する石打の刑の宣告と実施が記されている。その物語の真ん中に、「目には目、歯には歯」という犯罪に対して、それにふさわしい刑罰を求める主の命令が書かれている。疑問は、この二つがどのように関わっているか、ということ。主の名をけがす、呪う、という行動は、人を意志的に撃ち殺すのと同じ程度の罪である、ということがわかる。ことばを軽く考えがちだが、決してことばは軽くない。
 この当たりが示唆することを明確に語ったのが、マタイ五章のイエスのことばではないか、と思う。