ミネソタから愛を込めて

毎週、かかさず聞いているのがPrairie Home Companion。昨日、そこからたどっていくと、懐かしいいくつかの番組のホームページに当たった。RealPlayerできけるので、これから、時々楽しませてもらおう。一つはSt. Paul Sunday。もう一つはSpeaking of Faith。どちらもアメリカにいる時には聞いていた。Speaking of Faithをみていたら、ダ・ビンチ・コードについてLuke Johnsonが話している番組に出会った。さすが、という感じの切れ味で、ダ・ビンチ・コードの背景にある個人主義的、グノーシス的なものを指摘し、本当のキリスト教はもっと「共同体的」だ、と断じていた。そうだ!もちろん、グノーシス的なものは現代の「集団はきらい」的な霊性スピリチュアリティーの運動のなかでは人々は好みそうであるが、それは空しい追及だろう。こんなのがきけるのは、アメリカのPublic Radioの強み。日本にこれほどの硬派な番組はないし、これほどはっきりと聖書の事について言う学者も少ない。さすが。