地震の翌日

 ニュースに目が行ってしまう。原発の危機、津波のひどさ、行方不明者。遠くにいるから、何もできない。それが現実だろう。ただ祈るしかない。そして、これから何ができるのか、考えなければならない。責任あるひとりの人間として。
 twitterからは様々な情報が流れてくる。まさに流れてくる。そして、その中にデマをRTしたものもある。RTした人の善意を受けとめつつ、スルーすべきものはスルーし、考えるべきものは受けとめていく。情報が交錯するからこそ、インフォメーション・リテラシーが必要であることを感じる。テレビしかみない、ワイドショーしかみない、というレベルでは、やたら恐怖心をあおろうとするメディアに乗せられてしまう。出来る限りの情報を得て、それを適切な助けをもらいつつ、判断していく。そのことの重要性を覚える。
 日本でもインフォメーション・リテラシーが生まれてくるだろうか。人々をそのように育てられるだろうか。