家庭の友9月号

Mother Teresa: Come Be My Light: The Private Writings of the Saint of Calcutta

Mother Teresa: Come Be My Light: The Private Writings of the Saint of Calcutta

 カトリックの雑誌を買うなんて珍しい(というか初めて)だが、三宮のSt.Paul書店で「家庭の友9月号」を購入。サンパウロが出版。サンパウロという出版社を見てみると、聖パウロ修道会がもとになっている組織。なんとなく、カトリックのすそのの広さを感じる。だって、これだけ立派な雑誌が300円。ベラカ出版もびっくりの価格。
 
 なぜ、この雑誌を買ったか、というと、「生誕百年 マザー・テレサの光と影」という特集で、片柳神父がマザーの「影」について、Come Be My Lightというマザーの書簡集をもとに日本語でまとめて下さっているのを知ったから。プロテスタントにとって、カトリック霊性は理解しにくいものがあるかもしれない。けれども、十字架のイエスとここまで「ひとつとなった」人の姿は驚くばかり。
 最後のマザー・テレサの普段の表情についての片柳神父の観察も、なるほど、と思わされた。
 マザー・テレサに興味がある方は、是非、ご一読を。