ATA40周年記念総会(最終日)

 朝、なかなか起きれなかった。とはいえ、今日が最終日。
 昨日のご飯がかなりおなかに残っているので、朝は軽め。
 昨日、電源アダプターをお貸ししていたので、手元になく、朝一でそれを頂いて、コンピュータと携帯に充電。そのため、デボーションの時間には遅れる。
 最後のセッションは「迫害の時代に証人となる指導者を育てる」ということで、講義。アラブ世界の迫害の話が最初。つづいて、eugene yapp弁護士(マレーシア)による講義が一番印象的。character formationの倫理学に基づいて、モラル・アイデンティティの形成の重要さ、さらには現代の政治、文化、経済、社会にかかわる潮流をよく知り、それに対応して行動できる指導者の養成の大切さが語られる。特にその中で、これからの神学教育が、これまでの分野別の形のものではなく、むしろ、時代と地域の文脈や問題をしっかりと知り、その中で、聖書、神学、歴史などの知識を統合していくことができるようになることが大切であると力説。
 日本の神学教育が、これまでの分野別の分け方でずっと来ている。しかし、教会と牧師が対峙すべき世界の現実をしっかり知った上で、そこに福音をもって向き合い、伝道し、宣教し、キリスト者として証しをしていく働き人の養成の重要性を覚える。知識が知識で終わるのではなく、モラル・フォーメイションと世界に向き合うものへと解釈し、取り組んでいく働き人の養成を覚える。
 このあと、聖餐式。そして、出発。