ATA40周年記念総会(第四日目)

 今日から CGSTではなくて、泊まっているThe Cityview Hotelでの会議なので、朝はゆっくりする。
 デボーションは小林先生。コロサイ1:21以降から、あわれみ深い神、情熱の神について。だからこそ、教会と被造物と共に苦しむパウロ。それはキリストのからだに仕えるためであり、教会を回復するためである。そして、3:4がクライマックス。正しき方、キリストが死なれたことこそ最大のミステリーである。そして、その唯一の理由は、われわれのため。そんな情熱に溢れ、あわれみに富むキリストと共に進みたい。
 続いて、神学校そのものの働きだけではなく、拡大教育(別の場所で、インターネットを通して)について。二人目の講師は、ニュージーランドから遠距離で参加したが、残念ながら、ネットの接続の問題で、途中となる。ネットを用いた遠距離での拡大教育の難しさを目の当たりにする。まあ、しっかりとしたファイバーの回線を引くことが一番なんだろうけども。

 
 午前2は本当の「総会」。ATAの働きの報告、会計報告など。
 ランチのあと、韓国と日本のATAで会議。来年の11月に合同会議を韓国で開く予定だそう。
 そのあと、学会の設立についての話し合い。わたしは旧約の部に出る。アジアの人々が「旧約」専門の学会(他にもある)を立ち上げる意義があるのか、疑問に感じた。ATAの特技は文脈化の神学である。あまりに分野別にわけるのではなく、様々な立場からの文脈化の神学と実践と倫理について考えることが大切ではないか、と思う。学会を作るより、もっとフォーラムをどうなのだろうか。