ATA40周年記念総会(第一日)

 細かい動きはtwitterをご覧ください。
 集会はホテルのホールで。

 
 夜の集会は、基調講演(橋本昭夫)。そのとき、司会者から219人の参加者、20カ国以上からの参加者であることが報告される。日本からも15人ほど。
 基調講演で、ATAの願いである「アジア人をアジアで整える」が四十年続けられてきたことが紹介された。ATAによる学位認定のシステムを通して、神学教育のレベルが引き上げられ、その結果、アジアの成長する教会が助けられてきた。しかし、新しい時代の到来とともに、ATAがこの時代に影響を与えることができるようになるべき。これまで慣れ親しんできたことにこだわるのではなく、むしろ時代の変化によってもたらされた来たそれぞれの文脈への時代に気がつき、それに応答していくことが必要。
 現代のわれわれが経験しているチャレンジは、決して簡単に越えることができるものではない。しかし、この挑戦を受けて、イエスにある勝利を確信して、今までの状態よりも一足先に進むべき。中国本国でのキリスト者人口の増加にどう答えるのか、神学教育の必要性にどう答えるのか。
 もちろん、われわれは限界があり、壊れやすい。自分たちに失望する。しかし、主が与えられる使命によって責任が与えられると共に、主からの励ましが継続して注がれている。そして、わたしたちの現状を知っておられる主が、終わりの時までわれわれと共に働いて下さる。アジアにおいて神の国が拡張していくという約束をわれらすべては与えられている。
 若い参加者たちは、新しい幻をもって、ATAの働きに加わっていってほしい。困難かもしれないが、報いがある。そして、数多くの国がイエスの名によって集められているこのすがたを見れば、終わりの日の幻の実現しつつあることがわかる。
 そんな話でした。
 その後、ATAからの出版物(モノグラフ、アジア聖書注解シリーズ、本)が紹介された。買って帰って下さい、とのこと。
 どうも、明日の夕方は、各国からの出し物があるようだ。日本からは何をするのかなあ。