Blue Letter Bible

 インターネットで簡単に聖書の原語の情報が得られるサイトとして、Blue_Letter_Bible(http://www.blueletterbible.org/)がある。ただし、英語ができることが必須。英語が一切分からない方は、以下はパスしてください。
 まず、上記のサイトに行く。すると、以下のようなページに到着する(ブラウザーSafariを使っています)。
 

 
右側のカラムは上から「Search the Bible」「Search the BLB」「Featured Items」。
 原語に関するサーチをするためには、用いるのは、二つ目の「Search the BLB」。ここに、二つの検索欄があるが、原語についての検索をしたいのならば、上の「LexiConc」と用いる(たぶん、LexiconとConcordanceの略)。ここに、調べたい英語のことばを入れる。たとえば、「vanity」を入れて、リターンキーを押すと、次の画面にかわる。
 

 
ヘブル語について調べたいなら、「Old Testamen(Hebrew)」の欄を、ギリシア語について調べたいなら、「New Testament(Greek)」の欄をみよう。
 ヘブル語の欄を調べる。すると次のようになっている。
 

 
この欄は、左から「Strongのコンコルダンスの番号、ヘブル語の音写、ヘブル語の発音、この語がどの英語に訳されているか」の順で書かれている。ヘブル語の音写を知っている人は、この音写からヘブル語が見つかるはず。しかし、音写が分からなくても大丈夫。この語だ、と思ったら、その後の「Strongのコンコルダンスの番号」をクリックしてみよう。ここでは「H1892」をクリックする。すると、次の画面になる。
 

 
ここまでくれば、ヘブル語の語根、意味、品詞などが全部でている。辞書は古いGeseniusだが、これでとりあえずは事足りるはず。
 さらに、この語が、どこにでているかを知りたければ、下の方を見ていけば、次のように書かれている。
 

 
Strongのコンコルダンスを元にしているので、テキストはKJVである。これで、先ほどの「Strongのコンコルダンスの番号」の語を見れば、この語がどこで出てくるか、わかるはず。
 ということで、英語からヘブル語を見出す事、さらにそのヘブル語が旧約聖書のどこに用いられているか、Blue Letter Bibleを用いれば、「無料」でできる。とはいえ、これは、Strongのコンコルダンス(ハードコピー)をもっている人なら、それを用いてもできるのだが。