箴言10−22

 箴言10−22における教育方法をWilliam P. Brownの論文に則って考えている。BillにはInductive Bible Methodにおけるcrucialityという発想がないので、論文に見る限りにおいては、16章が全体の大きな転換点であるという主張は出てこない。しかし、私から見るならば、10−15と16−22と二分して比べるだけではなく、16章で大きな変化がある、という考える方がわかりやすい。つまり、主の主権を認め、その計画を覚えていく(本当の意味での「主をおそれること」)を経験が教育の大きな転換点となる。その結果、それまでの単純な二分法、善悪二元論的な考えから、世界にある微妙なニュアンスを読み取っていくことができ(大人となる)、一つ一つのことを深めていくができる。
 今度のユースリーダーズセミナーでは、そんな話を礼拝でしようと思う。