日本の「安心」はなぜ、消えたのか
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2008/02/26
- メディア: 単行本
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別の所でも書いていたようだが、「臨界質量」の概念は、大変助けになる。「みんなが」主義に生きている多くの人をどのように動かすかは、臨界質量が大事である。臨界質量以上に行けば、「みんなが」主義の人は賛成する。しかし、臨界質量以下であると、だれも賛成しなくなる。「全員に賛成させる」ことを目指す必要はない。臨界質量以上に行く事ができるように、努力すればいい。また、社会の少数派であっても、その意見が、臨界質量以上に達するように努力すればいい。
はっきり言って、すべての牧師必読。そう思う。