天国と極楽

天国と極楽―キリスト教と仏教の死生観

天国と極楽―キリスト教と仏教の死生観

 前から興味があったので、買っていた。一昨日の夜、一気に読む。一気に読める程度の本。
 キリスト教の言う「天国」と浄土真宗のいう「極楽」を比較している。
 浄土真宗については、よく知らないので、なるほど、と思って読んでいた。しかし、天国の思想に関しては、ちょっと浅いかな、という気がする。というか、「天国」と呼ばれる存在が聖書の中にかかれているが、はたしてそれらはすべて同じことを指しているのか、それとも別のことなのか。「歴史的」に考える時、その辺が曖昧なような気がする。
 さらに、キリスト教の思想において、死んだらすぐに天国にいくのか、それともその間があるのか、天国とは何か、その当たりが曖昧。
 Tom Wrightがその辺を書いているようなので、その本が到着するのを待っているのだが。life after life after deathとlife after death。その辺、もうちょっと書いて欲しいなあ。ちなみに、今、Amazonからの到着を待っているTom Wrightの本は、以下のもの。
Surprised by Hope: Rethinking Heaven, the Resurrection, and the Mission of the Church

Surprised by Hope: Rethinking Heaven, the Resurrection, and the Mission of the Church

 それにしても、わたしはロング・テールに貢献している。