死刑囚の記録 (中公新書 (565))

死刑囚の記録 (中公新書 (565))

死刑囚の記録 (中公新書 (565))

 死刑囚の心理に関して、精神病理の学者が書いた本。ちょうど、十字架に架けられた二人の強盗の話をしたので、すこし参考になる。残された命が「あと24時間かもしれない」という精神状態を生きる死刑囚と無期刑の囚人の心理の違いについては、すこし考えさせられた。