チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

 古い作品(夢のチョコレート工場 [DVD])を知っていたので、全く同じ内容であるのか、と期待しながら見た。古いほうの作品はある意味、ウィリー・ワンカはチャーリーを試みる神のような存在として描かれている。ところが、新しい作品は、ウィリー・ワンカは父からの「Yes」を拒絶された男として描かれている。そして、むしろチャーリーこそがウィリー・ワンカの癒し主である。「貧しくても正しく生きる」ことを奨める映画から、「貧しくても家族が仲良く生きる」ことの素晴らしさを歌う映画となった。その辺の変節も、時代背景であろうか、面白い。それでは、いったい原作はどうなっているのだろうか。それがわたしの興味。