最近買ったもの

いろいろと買った。まず、

生きる意味 (岩波新書)

生きる意味 (岩波新書)

わたしも感じていたことを、大変明確に、書いてくれている。他人の目による評価と数字信仰に生きてきた日本が直面している問題を「生きる意味の喪失」と断じ、苦悩と内的成長の必要性と、中間社会としてのコミュニティーの再創造を提案している。まさに「キリストの福音」の本質(教祖様化されているものではない、まさにイエス・キリストの福音)と重なり合うものを彼は提案している。日本の教会に必要な共に喜び共に泣く共同体創造をクリスチャンではないひとりの文化人類学者が見事に提案している。すごい。中高生のための説教の背景ねたに使える解析。
それから
もう牛を食べても安心か (文春新書)

もう牛を食べても安心か (文春新書)

途中までよんでいるが、人の身体を動的平衡状態にあるものと考え、食について考えさせている。おもしろい。
あと、すぐ読んでしまったが(当然だ)
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (18) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (18) (ビッグコミックス)

にせ「救世主」のふくべえでない(?)「ともだち」と本当の「救世主」で北から都へとのぼっていく矢吹丈(?)。そのあとをついていく群衆。福音書のメタファーがあちこちにある。スピリッツでも結構話が進んでいるが、結局どこに行くのだろうか。たのしみ。
あと、すぐに取り込んでしまったのが、中古で買った
シンプリー・バロック(2)

シンプリー・バロック(2)

仕事のバックグランドには室内楽がいい。1000円で買えたので(プラス郵送代)安かった。