Fuller Theological Seminary

 現在、フラー神学校にいます。昨晩は、現在ここで学んでいる学生のお宅を訪問しました。
 フラー神学校は20年近くまえに何度か訪れたことがありましたが、ほんとうに久しぶり。図書館がすごい、と思いました。なんせ、ワンフロアがアジアの本(日本、韓国、中国)で占められている、という現実も、ロサンジェルスらしさを感じた次第です。あと、キャンパスも広くなっています。
 学校としては、都会というセッティングのゆえに、「ひとつのコミュニティ」という感覚は薄いようですね。全校チャペルといっても、200人くらい収容の集会場が一杯にならないくらいだそうですから。みなが、あちらこちらから来て、授業を受け、それぞれのところに帰って行く、という感じです。学生寮なんかに住まない限りは、関わりの薄いままで終わってしまいそうですね。
 あと、生活費は高い。家族寮が1100〜1500ドル(月)くらいするそうです。これはきつい。学費もかなり値上がりしているようです。年間、10000ドルで済まないようです。はやめの申し込みで、奨学金を取って、学ばないと、大変ですね。独身者でも、年間、25000ドルくらい(今のレートでも200万円)かかりますから、一人の牧師を雇うくらいの資金が必要ですね。こりゃ、たいへんだ。
 最近の学校はどこでもWi-Fiに入ることができるので、そのあたりは便利になっています。
 教師陣は福音派の学校の中ではたいへんいいと思っています。聖書学も結構、いいですね。どうも新約のJoel Greenが、今度NICNTのエディタとなるそうですから。
 近所にTarget(ディスカウントショップ、食品、衣料、電化製品までなんでも買える)やRalphs(スーパー)があるし、メトロもあるので、独身男性なら車なしでもなんとか生活はできる。遊びには行きにくいけど。それはいいか。