まだひと言も語らぬ先に:詩篇の世界

まだひと言も語らぬ先に―詩編の世界

まだひと言も語らぬ先に―詩編の世界

 佐々木勝彦が聖書学と神学と教会史などを一緒にまぜて書いた本。先に雅歌を読んだが、今回は詩篇
 講義ノートのようで、全体的に冗長なところもある。詩篇といいながら、修道院でどのように詩篇が読まれたか、そのサイクルを延々と述べるなど、おもしろいけど・・・という感じ。雅歌のほうがおもしろかった。