健全な信仰をどう育てるか

健全な信仰をどう育てるか

健全な信仰をどう育てるか

 いのちのことば社から贈呈。くじで当たって、もらいました。
 現代日本福音派のクリスチャンであるわたしたちにとって、必要不可欠なポイントを指摘してくれている。特に印象に残ったことを二つ。まず、失敗や試練を通して、自分の弱さを知り、かつその原因や理由について考えることの大切さ。表面的な悔い改めではなく、一歩踏み込んで原因や理由を考えるならば、その弱さを克服する道筋を見いだすことができる。もうひとつは、神の愛に基づく能動的な行動の大切さ。健全な信仰は神の愛に対する能動的に責任を果たしていく。受動的な生き方から一歩進む。考えない行動も、行動しない考えも健全な信仰への道ではない。敬虔主義の伝統に立つ教会のクリスチャンには、特に本書は読んでほしい。