カールじいさんの空飛ぶ家

 今年は元旦が金曜日。午前に元旦礼拝をして、午後は実家。二日は土曜日なので、ほぼ一日教会で聖日の準備。三日は日曜日で、午後にすこし休む。四日は午前から午後にかけて会議、そのあと水曜日の準備。そして、昨日、午前は面接官、午後は家族サービスでモザイクにいって映画を見る。
 当初は、六甲山人工スキー場にいこうか、と行っていたが、雪遊びをするだけで6,000円のお金を使うのはもったいない、ということで、アウト。県立美術館に行こうか、と言ったが、子どもたちはトトロの背景展に興味がないので、アウト。そこで、映画。のだめもいいが、映画としてレベルの高いもの。それは「カールじいさんの空飛ぶ家」ということで、決定。
 さすがpixerという映画。画像の美しさは当然だが、すごいのは物語。たしかに開始10分間のイントロの部分は、出会いの部分をのぞいて、会話はなし。しかし、よく似たシーンの繰り返しを見事に使い、それだけで泣かせる。すごい。物語は、たくさん、伏線を張って、最後に至るまで一つ一つの伏線を回収していくすごさ。カールが冒険を再開するときに、杖を使わなくなるし、家の中のものをすべてすてる。子ども(名前忘れた)が一人で助けに行くために出かけるときに、バッジをおいていく。ストーリーが見事なシンボリズムと相まって、見る人々に納得させる。
 しかし、じいさん同士の戦いとは、普通、こんな企画、通らんだろうな、という話。でも、よくできている。すごい。
 ちなみに、最後のspecial thanks toの中に、Steve Jobsの名前を見つけたわたしはアップルファンです。