近代日本の民衆キリスト教

近代日本の民衆キリスト教―初期ホーリネスの宗教学的研究

近代日本の民衆キリスト教―初期ホーリネスの宗教学的研究

 宗教学者が、初期ホーリネスの働きについて、書いている。リバイバルについて(大正のリバイバルと昭和のリバイバルの違いを当時の社会的状況を踏まえて書いている)や神癒について(米田豊の変化など)、かなり詳しく書かれている。
 リバイバルを求めるのはいいのだが、過去のリバイバルがどのような社会的状況から生まれてきて、どのような経緯をたどったのか、実質的にはどのように変化していたなど、しっかりと考えるべきだ。