伝道セミナー

 今日は教区の伝道セミナー。三年続けて若者伝道(どうも、このまま発音していると「バカモノ伝道」と聞こえて仕方がない)。さすがに三年目になると出席者も減りましたね。やはり、考えないといけません(まあ、すでに文句は言っていたので)。
 私自身の発言から。一番の問題は、私たちが「見た目」で人を判断していることにある。ある人が入ってきて、えっと思う、どきっとする。そのような時に、自ら問いかける必要がある。私たちは「人を見かけで判断する」。このことに気がつき始め、「人は見た目が九割」という発想から教会が解放されていくとき、変化が始まると思う。この「一割」の部分に目を注ぎ始めないと・・と思う。このあたりは、イエスがマルコの福音書で指摘している点。「おさなごを受け入れる者は、私を受け入れる。私を受け入れる者は、私を遣わされた方を受け入れる」。人を見かけで判断し、受け入れることを拒み続ける私たちは、実はイエスも、イエスを遣わされた神をも受け入れていない。
 結局は、教会が変わらなければならないんだよね。保守的だとか、そうでないとか、ではなくて、本当にイエスのなさったことをモデルにしているのか、いなか、が問われるべきだと思う。

人は見た目が9割 (新潮新書)

人は見た目が9割 (新潮新書)

 この本は読んでいないが、どうなんでしょうか。