風邪を引く

 昨日の朝からお腹の調子が悪くなり、どうしたかと思ったら、10時過ぎ頃には熱が出て来た様子。これはまずい、ということで家に帰り、寝る。昼食前に熱を計ると38.6。完全に風邪。ということで、金曜日は一日すべてキャンセル。土曜日の神学校の授業も先を見越してキャンセル。
 風邪を引くと、一日仕事ができなくて、たいへんだ、とも思うが、どうもそうではないようだ、と常々感じる。ここ一カ月ほど、あまりに忙しく、どこかでゆっくりと休みがほしい、と思っていた。風邪を引いて熱でも出ないと、一日中、寝ていることは不可能。そんなわけで、神が与えてくれた休日と思い、休みにする。ついでに、わたしのヘブル語の学生にも休日を、ということで、夕方の早い時間に翌日のキャンセルをいれる。みんな、必要な休みをとれたのだろうか。
 わたしはとれたようで、夜半には熱が下がったようで、今日はペースはあがらなかったものの、普通になすべきことを終えることができる。少し押し気味ではあるが、まあ、なんとかなるだろう。風邪引きも神の賜物、ということで。
 このあたり、昨日学生と話をしていたことを思い起こす。一週間、毎日毎日奉仕しなければいけない、という発想に彼らは汚染されているようである。週に一日、休みなさい、と言うと、「それではやらねばならないことができない」と言うので、「それでいいじゃないか」とわたしは言い放つ。要は、休みなしに働かなければならない現状が間違っている訳であって、そんなことをしなくても、神の働きは進むはずである。自らの限界と境界線も神が与えて下さった賜物。それを知り、それを活用することも大切。