新しいものはあるか―コヘレトの言葉講解説教

新しいものはあるか―コヘレトの言葉講解説教

新しいものはあるか―コヘレトの言葉講解説教

 伝道の書と仏教徒の対話について考えるために、日本人キリスト者の説教と仏教徒の接点を見ている。これが二冊目。彼の場合には、平家物語(「諸行無常の響きあり」)のあたりから空の概念と絡めている。
 とはいえ、しっかりとした対話をしているとは思えない。少し触れている程度。
 ただ、説教の内容は、学者というよりは牧会者の説教である。わたしには真似できない。やっぱり私は学者だろう。