自壊する帝国

自壊する帝国

自壊する帝国

 年明けから続いていた「佐藤優祭」の最後。彼のモスクワ勤務時代の話。ソ連崩壊時に、様々な政治家や学者、官僚たちと関わりについて記されている。もう少し大きな政治家たちの話かと思ったが、そうではなかった。むしろ、エリツィンゴルバチョフの周辺をにぎわす人たちと彼とのかかわり。結構、インテリジェンスに関わることだから、どこまでが真実で、何を隠して、というのはあるのだろう。
 とりあえず「佐藤優祭」はこれで終わり。別の本に移ろう。