おやじの退院

昨日の夕方、おやじが退院した。まあ、過労の結果の病気だったので、しばらく休めば元気になるだろうと予測していた通りであった。まあ、これからは年齢を考えたペースで仕事をしてほしい。

それと共に、尼崎での電車事故のニュースはかなりショッキングであった。これだけ多くの人が亡くなるとはびっくりしたが、あの映像にもびっくりした。最近富に感じることであるが、まさにいつも「生きている」のではなく、「生かされている」ことを思わされる現実を事故は思い起こさせる。事故の再発を防ぐために、あまりに過密で厳格な列車のスケジュールを見直す必要があるのでは、と思う。尼崎で数年前あった鉄道事故も、根をたどれば、同じ問題に行き着くと思う。効率を優先させる時、かならず無理が生じる。そして、取り返しの付かない事になってしまう。人は適当にいい加減であるほうが元気で安全なんだ。昔のゆっくりとした時間が懐かしい。これも高度経済成長とバブルの崩壊の弊害なのだろう。