ボンヘッファーについて宮田光雄が書いた本を読んでいるが、読むたびにボンヘッファーのすごさが身にしみてくる。ヒットラー暗殺計画にしても、自ら神の前に罪責を負う覚悟であえて暗殺計画にくみしていく姿に、壮絶なキリスト者の歩みを見る。「罪は犯さない」という一言で公正と正義が行われることを妨げてはいないか、問われる。