カーターの本は土曜日(1/17)の夜に読了。

信じること働くこと―ジミー・カーター自伝

信じること働くこと―ジミー・カーター自伝

彼の信仰についての記録みたいな本である。真剣に聖書を読み、真剣に聖書に基づいて生きようとしている姿に感動を覚える。南部バプテストの原理主義の流れに逆らいつつ、現代社会が直面する様々な問題を真正面に捕らえつつ、しかし聖書を捨てるわけでもない。彼のバプテストであるよい面、つまり聖書の言葉に真剣に則って生きるがあざやかに溢れている。息子ブッシュの安っぽい信仰ではなく、真剣な、そして格闘しながら進むカーターの信仰を見る。カーターみたいな人がいる限り、アメリカも見捨てたものではない。